クリングルファーマがIPO承認されました。
クリングルファーマの上場日は12月28日(月)、東証マザーズです。
IPOのブックビルディング申し込み期間は、12/10(木)~12/16(水)となってます。
IPO当選発表日は、12月17日(木)です。
管理人はIPO当選ナシでした。
クリングルファーマ
クリングルファーマの事業内容は、HGFタンパク質性医薬品の研究開発です。
当社は、難治性疾患、すなわち「症例数が少なく、原因不明で、治療法が確立しておらず、生活面への長期にわたる支障がある疾患」に対する治療薬の研究開発を目指す大学発バイオベンチャーとして設立されました。
設立後、中村敏一氏(当時:大阪大学大学院医学系研究科教授)の発見したHGF(Hepatocyte GrowthFactor:肝細胞増殖因子)タンパク質を開発パイプライン*として導入し、組換えDNA技術*を応用したタンパク質(以下、「組換えタンパク質」という)の製造法の確立、非臨床試験*の実施を経て、欧米及び日本における臨床試験*を複数実施いたしました。その結果、組換えヒトHGFタンパク質の医薬品としての安全性を確認し、脊髄損傷急性期を対象とする臨床試験においては有効性を示唆する結果、すなわちPOC*(Proof Of Concept)を得ることができました。クリングルファーム目論見書より
クリングルファーマのIPO情報
企業名 | クリングルファーマ株式会社 |
上場市場 | 東証マザーズ (4884) |
企業URL | https://www.kringle-pharma.com/ |
抽選申込期間 | 12/10~12/16 |
上場日 | 12/28 |
公開株数 | 667,000株 |
想定価格 | 950円 |
仮条件 | |
主幹事 | 野村証券 |
SBI証券幹事 | あり |
幹事証券会社 | SBI証券、SMBC日興証券、楽天証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、いちよし証券、東洋証券、エース証券、岡三証券 |
一部既存株主には90日間のロックアップがかかっておりますが、一部公開価格1.5倍で売却の可能性があります。
調達資金の使途は、継続して研究開発を行うための運転資金に充当する予定です。
クリングルファーマはマザーズの小型案件で、公開株数が少なく想定価格も低くなっています。
今は株式の地合いも良く通常のIPOであれば大きく上がる案件ですが、赤字バイオ案件になりますので、仮条件や申し込み期間の地合いに注意が必要です。
現状は公募価格付近と考えております。
