1990年から販売開始されたアフラックのスーパーがん保険シリーズですが、メインの「スーパーがん保険」以外にも派生した種類のがん保険があります。
どの種類も2004年前後に販売停止になっていますが、今もなお多くの契約者の方がおられます。
ここでは、種類や保障の内容を簡単にご説明していきます。
スーパーがん保険の種類は複数ある!
スーパーがん保険にはメインのスーパーがん保険以外にも、Ⅱ型[2型]やVタイプなどあります。
- スーパーがん保険
- スーパーがん保険Vタイプ
- スーパーがん保険Ⅱ型
- スーパーがん保険Ⅱ型Vタイプ
- スーパーがん保険Ⅲ型
- スーパーがん定期保険
アフラックのがん保険はスーパーがん保険以前にも、「新がん保険」や「がん保険」といったがん保険商品を販売していますが、このスーパーがん保険シリーズはとても契約者が多くなっています。
上記スーパーがん保険は種類も多いですが特約も複数付加することができましたので、契約内容が人それぞれかなり変わってきますので、自分の内容を詳細に確認したい場合はアフラックコールセンターや、担当代理店に確認することをおすすめします。
アフラックコールセンター電話番号 0120-555-595
ご連絡の際はお間違いのないように確認して連絡してください。
スーパーがん保険
ご本人の保障 | ご家族の保障 | |
診断給付金 | 100万円 | 60万円 |
入院給付金 | 15000円 | 10000円 |
通院給付金 | 5000円 | 3000円 |
在宅療養給付金 | 20万円 | 15万円 |
死亡保険金 | 150万円 | 100万円 |
死亡払戻金 | 15万円 | 10万円 |
※1口あたりの保障内容を記載しています。
※家族型の保障内容を記載しています。個人型の場合は本人保障のみです。
※上皮内新生物は、特約を付加していない限り対象外です。
※満65歳以上の場合は保障が一部半額になります。
※死亡払戻金は、夫婦のいずれか最後の人が契約日から2年経過後にがんがん以外で死亡した場合のみです。
※通院給付金・在宅療養給付金は継続入院20日後の場合のみ対象の可能性があります。

スーパーがん保険Vタイプ
スーパーがん保険Vタイプは、スーパーがん保険に「低解約払戻金特則」を付加したもので、解約払戻金をスーパーがん保険の30%に設定されている分、保険料が割安になっているプランになります。
保障内容はスーパーがん保険と同じになります。
スーパーがん保険Ⅱ型
ご本人の保障 | ご家族の保障 | |
診断給付金 | 100万円 | 60万円 |
入院給付金 | 10000円 | 6000円 |
通院給付金 | 5000円 | 3000円 |
在宅療養給付金 | 15万円 | 10万円 |
死亡保険金 | 100万円 | 60万円 |
死亡払戻金 | 10万円 | 6万円 |
※1口あたりの保障内容を記載しています。
※家族型の保障内容を記載しています。個人型の場合は本人保障のみです。
※上皮内新生物は、特約を付加していない限り対象外です。
※満65歳以上の場合は保障が一部半額になります。
※死亡払戻金は、夫婦のいずれか最後の人が契約日から2年経過後にがんがん以外で死亡した場合のみです。
※通院給付金・在宅療養給付金は継続入院20日後の場合のみ対象の可能性があります。
スーパーがん保険に比べ、入院給付金・在宅療養給付金・死亡保険金・死亡払戻金が少なくなっています。
スーパーがん保険Ⅱ型Vタイプ
スーパーがん保険Ⅱ型Vタイプは、スーパーがん保険Ⅱ型に「低解約払戻金特則」を付加したもので、解約払戻金をスーパーがん保険Ⅱ型の30%に設定した分、保険料が割安になっています。
保障内容はスーパーがん保険Ⅱ型と同じになります。
スーパーがん保険Ⅲ型
ご本人の保障 | ご家族の保障 | |
診断給付金 | – | – |
入院給付金 | 10000円 | 6000円 |
通院給付金 | – | – |
在宅療養給付金 | 15万円 | 10万円 |
死亡保険金 | 100万円 | 60万円 |
死亡払戻金 | 10万円 | 6万円 |
※1口あたりの保障内容を記載しています。
※家族型の保障内容を記載しています。個人型の場合は本人保障のみです。
※上皮内新生物は、特約を付加していない限り対象外です。
※満65歳以上の場合は保障が一部半額になります。
※死亡払戻金は、夫婦のいずれか最後の人が契約日から2年経過後にがんがん以外で死亡した場合のみです。
※通院給付金・在宅療養給付金は継続入院20日後の場合のみ対象の可能性があります。
スーパーがん保険Ⅱ型に比べ、診断給付金・通院給付金がない形のがん保険になります。
スーパーがん定期保険
ご本人の保障 | ご家族の保障 | |
診断給付金 | 100万円 | 60万円 |
入院給付金 | 15000円 | 10000円 |
通院給付金 | 5000円 | 3000円 |
在宅療養給付金 | 20万円 | 15万円 |
死亡保険金 | 150万円 | 100万円 |
死亡払戻金 | 15万円 | 10万円 |
※1口あたりの保障内容を記載しています。
※家族型の保障内容を記載しています。個人型の場合は本人保障のみです。
※上皮内新生物は、特約を付加していない限り対象外です。
※満65歳以上の場合は保障が一部半額になります。
※死亡払戻金は、夫婦のいずれか最後の人が契約日から2年経過後にがんがん以外で死亡した場合のみです。
※通院給付金・在宅療養給付金は継続入院20日後の場合のみ対象の可能性があります。
保障の内容はスーパーがん保険と同じになりますが、保険期間が10年・20年の定期保障となります。
また、更新については60歳以下でしか更新することができません。
スーパーがん保険は時代に合っていない!
スーパーがん保険はどのシリーズも現在のがん治療事情にうまく合致していないため、思ったように給付されないことが多いです。
例えば、通院給付金に関しては「継続入院20日間」以上でないと対象になりません。
また、特約が付加されていない場合65歳以降一部保障が半額になります。
しっかりと特約を付加されていれば、最新のがん保険に近づくため「対象になる」がん保険になりますが、そうでない場合は「使えないがん保険」になる可能性が高いです。
すべての契約者が使えないがん保険となる訳ではありませんが、想定していない保障内容である可能性が高いのでしっかりと確認することをおすすめします。

まとめ
スーパーがん保険は昔のがん保険であるため、特約を追加で付加していることや他のがん保険・医療保険に加入していることが重要でしょう。
スーパーがん保険のみでがん保険は大丈夫となることはほぼありません。
がん罹患者や超高齢者でない限り、見直しや確認をしっかりすることをおすすめします。