アフラックの古いがん保険に付加することができた「特約ワイド」。
この特約は新がん保険やスーパーがん保険などに付加できた、脳卒中・急性心筋梗塞の特約になります。
今もスーパーがん保険などを続けて契約している人なら、付加していることもありますが、この保険はお宝保険になるかもしれません。
ここでは特約ワイドの保障内容や保険の価値などを説明します!
※このブログでは「特約ワイド」について書いております。
「特約ワイドVタイプ」「特約もっとワイド」は内容が異なりますのでご注意ください。
特約ワイドがなぜお宝保険なのか?
「特約ワイド」がなぜお宝保険(特約)かご存じですか?
それは解約返戻金があるからなのです。
元のがん保険契約ももし「スーパーがん保険」でしたら、すごくラッキーです。
スーパーがん保険と特約ワイドを合わせて、大きな解約返戻金があるでしょう。
それも家電が一通り買えるレベルの金額になってきます。
特約ワイドだけでも1月分の給料程はあるかもしれません。
もちろん「解約返戻金」と言っている以上は、保険(特約)を解約しなければなりません。
せっかく契約しているのに、なぜ解約なのか?
解約しなければお宝ではないのか?
正直なところ、契約を続けてもうまみのない保険になるでしょう。
それは、この特約ワイドの支払われる要件が「なかなかあてはまらないから」なのです。
ならば、解約返戻金なんてないと思っていたところに、いらない特約を解約することでお金が入ってくれば、それはお宝でしょう。
特約ワイドはどんな保障内容なの?
特約ワイドの保障内容は以下です。
- 急性心筋梗塞治療給付金・脳卒中治療給付金
- 重大疾病死亡保険金
両保障ともに1口100万円の保障額ですが、65歳以降は半額になります。
支払い要件は、
責任開始期以後の疾病を原因として急性心筋梗塞または、脳卒中を発病し、初めて診療を受けた日からその日を含めて60日以上、「所定の状態」が継続したと医師によって診断された時に請求できます。
「所定の状態」は、
急性心筋梗塞給付金・・・労働の制限を必要とする状態(※1)
(※1)軽い家事等の軽労働や事務等の座業はできるが、それ以上の活動は制限を必要とする状態。
脳卒中治療給付金・・・他覚的な神経学的後遺症(※2)が継続している状態。
(※2)言語障害、運動失調、麻痺等
重大疾病死亡保険金は、責任開始期以後に発病した急性心筋梗塞または、脳卒中を直接の原因として、保険期間中に死亡した時に請求できます。
上記内容ではなかなかあてはまらないと思われます。
もちろん対象になる方もおられますが、アフラック・他社を含め、新しい保険の三大疾病支払い要件はもっと緩和され対象になりやすいものです。
この特約の保険料分無くなる訳ですから、新しく入り替えて解約返戻金を受け取ればいい話なのです。

この特約はどうしたらいいの?
解約することをおすすめします。
解約することで安くなった分の保険料を、がんの保障上乗せや、最新の三大疾病保障などにまわすことがいいと思います。
ただ、あくまでも加入中の保険や保障内容を確認の上検討してしてください。
私なら解約してしまいますが、すでに健康状態が良くないなら解約・入り替えも難しいでしょう。
元のがん保険もそのままでいいの?
この特約を付加している時点で、多くは新がん保険かスーパーがん保険の契約者になると思います。
もし、あなたの契約が「新がん保険」か「スーパーがん保険」であれば、特約ワイド合わせて解約して、入り替えましょう。
特約ワイド同様にすでに昔のがん保険です。
その保険のままでは、いざという時のがん治療に十分対応できません。
保険料は増えてしまうでしょうがそれは仕方がないことです。
保障内容を最高にする必要はありません。できるだけ安く納得できるいい内容で入り替えることをおすすめします。
そのまま入り続けて、「後悔した」「入り替えればよかった」を多くの声を聞いています。
今はいいがん保険が多く出ています。


まとめ
今も多くの契約者がいるアフラックの新がん保険・スーパーがん保険。
その保険に付加されていることが多い「特約ワイド」。
もう保障内容は古くなってしまって、支払われないことが多くなってきています。
大きな解約払戻金もありますので、ぜひこの機会に見直しを検討してみてください。