がんを経験された方のためのがん保険「生きるためのがん保険 寄りそうDays」がアフラックから販売されています。
単純にがんになってすぐ入れる訳ではありませんが、がん経験者でもがん保険を選択できるということは大きな意味があると思います。
中身を詳しく説明していきます。
寄りそうDaysは5年以上経過していれば申し込みできる
一般的ながん保険はがんを経験していれば加入することができません。
がん保険なのでがんになっていれば、再発や転移のリスクが多いためです。
医療保険に関しても、完治後〇年以降や保険料が高くなるなど制限があります。
アフラックの生きるためのがん保険「寄りそうDays」はがんになった後、5年以上経過していれば申し込むことができるので、がん保険に入っていなかった方や再発転移が不安で追加加入したい人に良さそうです。
告知に関しては、
がんの治療が完治してから5年以上経過していること。
直近3か月以内に病気で入院・手術・先進医療を受けるようすすめられていないこと。
など他にも告知項目があります。(6項目。詳細は資料をご確認ください)
おおまかにはがんが完治後5年経過していて、その他病気も5年なければ申し込める可能性はありそうです。
寄りそうDaysの保障内容
- 入院給付金(1日目から日数無制限)
- 通院給付金(3大治療のための通院は日数無制限)
- 手術治療給付金(一連手術は14日間に1回)
- 放射線治療給付金(60日に1回)
- 抗がん剤治療特約(入院治療でなくても対象)
- がん先進医療特約(通算2000万円まで)
寄りそうDaysについても他のがん保険と同じように3か月間の待ち期間(保障されない期間)があります。
また、寄りそうDaysには、がん専門相談サービスの「プレミアサポート」が無償で利用できます。(無料範囲を超えると有料になります)
訪問面談サービスでは、5年以上の臨床経験とがんの知識を持った看護師カウンセラーと、本人だけではなく家族と一緒に面談できます。
もちろん専門医紹介やセカンドオピニオンのサービスもあります。
寄りそうDaysのメリット・デメリット
メリット
- がん経験者でもがん保険に入れる可能性がある
- 3大治療(手術・放射線治療・抗がん剤治療)の保障がある
- 先進医療特約がある
デメリット
- 保険料が一般のがん保険に比べ割高である
- 診断給付金のようなまとまった一時金保障がない
- がん完治後5年以上経過していないと申し込めない
- 申込みできる年齢が満20歳からである
- 抗がん剤治療特約が更新型で10年ごとに保険料が見直しされる(ほぼ値上げ)
寄りそうDays 保険料抜粋
寄りそうDays
(入院給付金日額5000円コース+抗がん剤特約2.5万円+先進医療特約)
- 30歳男性 3881円
- 40歳男性 4336円
- 50歳男性 5406円
- 60歳男性 6766円
- 30歳女性 4391円
- 40歳女性 4821円
- 50歳女性 4956円
- 60歳女性 5656円
この保険料だけをみるとものすごく高いとは言えませんが、寄りそうDaysには診断給付金(一時金)がありませんし、抗がん剤特約は更新型です。
抗がん剤治療特約保険料(給付金額2.5万円)は男性30歳で1175円ですが、60歳では2505円と倍の保険料になっています。
寄りそうDaysは加入した方がいいの?
がん経験者でも完治後5年以上経過で加入でき、3大治療に加え先進医療特約も付加できる点はとてもいい点ですが、通常のがん保険に比べ保険料が高くなります。
また、完治後5年経過していれば再発の可能性は低くなっているはずですし、病気についてはより注意して生活しているはずです。
検査も頻繁にされていれば、再発も早期に発見でき治療費も少なくすむ可能性が高いです。
緩和型の医療保険という方法もありますし、保険料を払ったつもりで貯金しておく方法もあります。
がん保険や医療保険に全く入っていない場合は検討してもよさそうです。
また、がん保険がすごく古いタイプで3大治療などついてない方も追加保険としてアリでしょう。
ただ、医療保険やがん保険をそこそこ加入していれば追加するほどではないかと思います。
その分の掛け金を検査費にまわしたり、ストレス発散費用にまわすのもいいと思います。
保険料が高いと思えばやめた方がよさそうです。

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まとめ
アフラックのがん保険「寄りそうDays」はがん経験者が申し込みでき、保険の選択肢が増える点がとてもいいがん保険です。
ただ、割増の保険料のため申し込みする場合は注意してください。
また、支払い方法は終身払いで、抗がん剤特約は10年更新のため値上がる保険料分も加味して検討してください。