「IPO投資」ってご存じですか?
簡単に言いますと「お金を増やせる確率が高い株の抽選」。宝くじのようなものです。
宝くじは購入に1枚数百円必要ですが、IPOは購入手数料はかかりません。
手数料無料の抽選で、当たれば高い確率で利益が出ます。近年では100万円を超えるIPO株が何件もありました。
また、IPO投資は株投資の能力はほとんど必要ありません。誰でもできます。
ちゃんと理解すればローリスクハイリターンのIPOをやらない手はありません!
過去の例とIPO投資手順
IPOは「新規公開株」と呼ばれ、新しく証券取引所に上場し株取引ができるようになります。
そしてこの新規公開株の抽選に参加し、当たると大きな利益を得ることができる可能性があります。
このIPO投資は、新規上場する前に「株を買う権利(安く買える)」を抽選で手に入れ、上場日に株を売る(高く売れる)ことで利益を出す株取引。
公募価格で安く手に入れ、上場初値で高く売り利益を得ます。
株の投資は上がるのか下がるのか難しいものですが、IPO投資は抽選で当たれば安く買えて高く売れる確率がすごく高いのです。
簡単な下調べをして選んで抽選に参加すれば、当選後ほぼ100%に近い確率で利益を出すことができます。
2018年は新しく約95社が上場しましたが、利益が出たのは約80社の株となります。
ネットでIPOと検索すれば評価や利益の目安が簡単にわかります。
もし、2018年すべてのIPOに当選していれば2000万円以上の儲けとなっております。
中でも2018年4月上場のHEROZ社のIPOに当選していれば、1回でなんと約450万円の儲けです!
「株はわからない」「損をしたくない」など、株と聞くとあやしがったり、敬遠しがちになりますが、理解すれば簡単で宝くじを買うよりおすすめできます。
過去の例
2018年6月に上場したIPOでは、11社中11社が値上がりしており、6月は当選すれば100%利益を得ることができています。
この11社中、最低当選利益で約1万円で最高は約40万円になります。
この6月は「メルカリ」も上場しており、メルカリのIPOに当選し、初値で売れば約20万円の利益を得られています。
メルカリIPO株はIPOの中でもとても当選件数が多く、たくさんの人がお小遣いどころかボーナスを得ることができています。
ちなみに私は当選しませんでしたが…
IPOの手順
IPO投資は外れても手数料がかかることがない抽選ですが、抽選に参加するには資金が必要になります。(抽選には資金不要の会社もあります)
安く株を買って、初値で高く売る。このためには株を買わなければいけません。
その株の代金分がないと抽選できないことが基本で、抽選に当たれば利益を得るためには株を買う必要があり、その時に資金が必要になります。
抽選自体には資金が不要の会社のありますが、全く資金なしで利益を得られる会社はありません。注意してください。
IPO抽選(投資)の一般的な手順ですが、まずは証券口座の開設から始まります。
- 証券会社の口座を開く
- 証券口座にお金を入金する
- IPOの参加申し込みをする
- 抽選の結果を確認する
- 当選していれば株の購入手続きをする
- 上場日に株の売り注文を出す
- 初日に売れればそこで利益がでる
おおまかには上記の流れになります。
当選するまでは資金の入金が不要な証券会社もありますので、当たるまで入金したくない場合は、選んで口座開設してください。
多くの証券口座を開けば、それだけ口数が増えますので確率はあがります。
また、資金を豊富にお持ちの場合は、資金力で抽選確率が上がる証券会社もありますのでそちらに注力してください。
また、IPO株の取り扱い証券会社には、毎回主幹事・幹事と別れ取り扱いますので、会社によって当選口数に差があります。
主幹事が多い証券会社は、大和証券・野村證券・SMBC日興証券などです。
今からIPOを始めても遅くないのか?
今からでも全然遅くありません。ぜひ始めてください。
私が始めたのは約2年前の2018年初め頃からです。そして、この2年間で当選した回数は2回です。(利益が出そうにない当選は辞退しております。)
まだ高額当選はしておりませんので数万円の利益ではありますが、損失がないのでうれしい限りです。
私はくじ運が悪いので2年で2回だけですが、運のいい人なら1年で数回も十分あり得ます。
この確率や作業をどう思うかでIPO投資のありなしが分かれますが、普通口座に貯金しておくくらいならIPO投資の方が圧倒的にいいと思います。
IPOが注目されなかった何年も前から、抽選に参加されている方は何百万円と儲かっている人もいます。
ライバルが少なかった頃はよく当たりよく儲かったそうですが、現在は抽選参加人口が増えたことなどで当選確率は下がってしまっているようですが、それでもまだまだ十分チャンスがあります!
↑はSBI証券での100株当選時の画像です。利益は25000円程。
IPOのメリット・デメリット
メリット
- 購入手数料はなしで抽選できる
- 特別な株の投資知識がなくても利益が得やすい
- ローリスク・ハイリターンの投資術
- SBI証券は外れポイントでいつか当たる可能性がある
- 多くの証券口座からも申し込みできる
- 年に100社ほど上場するので多くのチャンスがある
- 事前に申し込みや処理ができるため時間に縛られない
デメリット
- 抽選参加時や株購入時にまとまった資金が必要
- 都度の申し込みなど手間がかかる
- 全てのIPO株が値上がりするわけではない
- 抽選に当たらなければ利益は得られない
- 近年のIPO人気で当選確率が下がっている
- 当選後、辞退する場合ペナルティを課せれられることがある
- 資金力で当選確率に差がある会社は不利
口座を開くならどの証券会社がおすすめ?
IPO株を取り扱う会社は多くありますが、すべてに開設するのは大変です。
もちろん取り扱い証券会社全てから申し込みするのが、当選確率をあげる点では重要ですが資金や手間がかかります。
特におすすめする証券会社をピックアップして紹介します。
SBI証券(必須)
ネットで口座開設の手続きが行え、多くの方がこの証券会社からIPO株を申し込んでいます。
多くのIPO株を取り扱っており、抽選の回数がとても多くなります。
このSBI証券は資金力で当選確率が変わるため、少ない資金ではなかなか当選に至りません。
20万円のIPO株を買うのに20万円しかなければ、抽選は1口のみですが、2000万円あれば100口の申し込みができます。100倍の差になります。
ただ、SBI証券は抽選に外れた場合、IPOポイントが1回につき1ポイントたまります。
このポイントが多く貯まり使用することで、資金力と別枠で抽選できます。
ポイントの多さで順に当選者が決まりますので、いずれIPO当選できる時がきます。
400ポイント貯めるには4~5年とかなり時間のかかる作業にはなりますが、利益数十万~数百万の抽選に当選できれば、苦労が報われます。
宝くじは何年買い続けても当たりは数千円程度の方も多いでしょうが、こちらはポイント制度がなくならない限りいずれ高額当選することができます。
ぜひ優先的に口座開設してみてください。
野村證券(優先)
ネットで口座開設の申し込みをすることができます。
野村證券はSBI証券のようにポイントはありませんが、資金がなしで抽選に申し込みすることができます。
当選し購入申し込みする時に資金を口座に入金すればいいので、当たるまではお金がいりません。
SBI証券に比べて取り扱いIPO株が少し少なくなりますが、主幹事案件が多く当たる可能性が高いです。
優先的に開設していきたい証券会社になります。
大和証券(優先)
おなじくネットから口座開設の申し込みができます。
こちらは抽選に資金が必要となりますので事前入金の必要がありますが、主幹事の取り合いが多く当選の確率が高い証券会社になります。
また、資金力でも当選確率が増加するチャンス抽選がありますが、数千万単位が必要となりますので庶民には関係のない話になります。
多くの当選報告がありますのでこちらも優先的に開設をおすすめします。
その他(おすすめ)
- SMBC日興証券(主幹事取り扱いが多い)
- マネックス証券(完全平等抽選)
- 松井証券(事前に資金の入金が不要。資金なし抽選)
他にも事前に資金の入金が不要な会社もありますが、当選口数がかなり少なくなります。
少しでも当選確率を上げたい場合はできるだけ口座開設してください。
私も最初は多くの証券会社口座を開設しましたが、申し込み等作業が大変なので挫折してしまい今となっては、SBI証券と主幹事が主な抽選申し込み先となっています。
つみたてNISA(積立NISA)とは?初心者でも簡単長期投資!今はお金に働いてもらう時代!
まとめ
IPOはやり方を覚えれば簡単で楽しめるイベントです。
ネットで検索すれば多くのIPO情報も得ることができますし、宝くじよりは現実的な抽選です。
株や投資ではありますが、ちゃんと手順を踏めば損失はほぼ0に近い形ですし、利益はとても大きくなります。
今からでも遅くありません。ぜひ始めてみて下さい。